過去問の勉強の仕方を間違えてしまうと、時間が掛かりすぎてしまいます。
今回は受験生が陥りがちな機械の過去問学習をする際の注意点をご紹介しますね。
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電験3種機械の過去問は順序立てて学習しよう
DENZAPメソッドでは過去問は最低3周は勉強することを推奨しています。
この3周の過去問学習で重要なことは何周目にどの分野の復習を徹底するかです。
率直に結論からお伝えすると下の通りです。
- 1周目は回転機械・変電機器・情報の計算問題の復習を徹底
- 2周目は回転機械・変電機器・情報の空欄補充正誤問題を徹底
- 3周目はパワエレと電熱・電気化学・照明のうち1つを徹底
このように各周で力を入れて復習する分野を分けていきましょう。
ちなみに上の順序であれば、
- 1周目終了時点で39.7%
- 2周目終了時点で63.3%
- 3周目終了時点で81.6%
の出題率の範囲をカバーできる事になります。
もちろん一回で完璧に出来なくて、2周目で回転機械の計算問題を復習する場合もあるかもしれません。
しかし上のように出題傾向が高い順番で勉強すれば、出題率が多い分野ほど復習する回数が増えますから効率が良いんです。
ここで注意したいのは過去問題集の選び方です。
もしも解説動画が付いている教材を選べば、その動画の中で講師が
解き方のポイントや過去の類題との共通点や違いについても教えてくれます。
しかし市販の過去問題集ではそういった情報が載っている過去問は少ないので、類題を自分で探さないといけません。
あなたの貴重な時間を節約するためにもDENZAPでは過去5年分の過去問の解説動画が付いているSATの教材を推奨しています。
SATの教材を使えば、あなたを最短で合格まで導いてくれますよ!
回転機械・変電機器・情報の計算問題は空所補充や正誤問題に比べると出題傾向に偏りがあります。
つまり回転機械・変電機器・情報の計算問題は類似問題が出題されやすいのです。
得点しやすい分野から重点的に学習するのは全科目共通の戦略と言えますね
なんとなく満遍なく復習するのが一番危険
電験3種の勉強ではテキストでの学習以上に過去問演習とその復習が重要です。
と考えてると痛い目に合いますよ。
DENZAPメソッドでは過去問の学習に2つのルールを決めています。
- 最低3周は学習する
- 復習に力を入れる
特に、①最低3周は学習するというのは初めて指導する方は驚かれます。
でも騙されたと思って3周勉強してみましょう。
2周目から、その効果がわかってくると思います。
但し、この3周の過去問学習で最初の1周目から全力で全問をマスターしようとすると挫折してしまいます。
特に機械は分野数が多く出題傾向に偏りが少ない科目ですので、1周目で完璧にマスターするのは至難の技です。
そこで重要になってくるのは
という事です。
機械の過去問の学習では下のような計画を推奨しています。
- 1周目・・・回転機械・変電機器・情報の計算問題の復習を徹底
- 2周目・・・回転機械・変電機器・情報の空欄補充正誤問題を徹底
- 3周目・・・パワエレと電熱・電気化学・照明のうち1つを徹底
それでは1周目から詳しく見ていきましょう。
1周目:回転機械と変電機器・情報の計算問題を徹底
まず1周目では回転機械・変電機器・情報の計算問題を徹底的に復習してマスターしていきましょう。
回転機械では直流機・誘導機・同期機の計算問題、変電機器では変圧器に関する計算問題、情報ではブール代数と2進数8進数16進数のマスターが鍵ですね。
この回転機械・変電機器・情報の計算問題だけでも過去の出題率では39.7%を占めています。
4割を占める内容ですからやればやるだけ点数に結びつきやすいですよ。
また計算問題の勉強法として一つオススメしたいのは、復習の際に類題も併せて解くか解答を読むという復習の仕方です。
例えば変圧器の効率に関する計算問題を解いたら他の年度の変圧器の効率に関する計算問題を探して、解いてみましょう。
解くのが時間的に難しければ、解答を読むだけでも大丈夫です。
この時にもしも2つの問題が全く同じ解き方で答えが出せるようであればラッキーですよね?
変圧器の効率を求める問題は1パターンの解法を習得すれば解けてしまうという事です。
もしも違う解き方をしていたら、どこが違うのかをしっかり見極めましょう。
与えられている条件が違うのか、変圧器の構造が違うのか?
これらの違いがわかれば、どういう手法で出題者が問題を複雑にしているかがわかります。
しっかりと復習して回転機械・変電機器・情報の計算問題をマスターしましょう。
2周目:回転機械と変電機器・情報の空欄補充・正誤問題を徹底
次に2周目では回転機械と変電機器・情報の空欄補充・正誤問題をマスターしていきましょう。
計算問題は1周目である程度マスターしているはずなので、空欄補充・正誤問題でも解ける問題は少なくないと思います。
ここで復習する際には
空欄補充問題ならば選択肢が無くても空欄を埋められるように
正誤問題ならどこが誤っているかが指摘でき正しく訂正できるまで
復習しましょう。
- 空欄補充問題ならば選択肢が無くても空欄を埋められるか?
- 正誤問題ならどこが誤っているかが指摘でき正しく訂正できるか?
3周目:パワエレと電熱・電気化学・照明のうち1つを徹底
最後に3周目では最後の頻出分野であるパワーエレクトロニクを徹底的に復習していきます。
パワーエレクトロニクスは少し取っ付きにくいので最後に回しています。
また、電熱・電気化学・照明のうち1つの分野(あなたが比較的得意な分野)を徹底的に復習しましょう。
この3分野は出題率が5%程度と低いですが、内容が限定的で最後の詰め込みで十分対応可能です。
もし時間があれば、1/3とは言わずに2/3もしくは3/3をマスターしましょう。
まとめ
今回は電験3種の最難関科目機械の過去問の活用法をご紹介しました。
あんたも内容を絞った復習をする事で合格を掴み取ってくださいね。
- 1周目は回転機械・変電機器・情報の計算問題の復習を徹底
・・・累計出題率39.7% - 2周目は回転機械・変電機器・情報の空欄補充正誤問題を徹底
・・・累計出題率63.3% - 3周目はパワエレと電熱・電気化学・照明のうち1つを徹底
・・・累計出題率81.6%
機械は分野数が多いので、
しっかり学習するべき分野とさらっと学習する分野を明確に区別しておきましょう。
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