ネットでは”4科目しっかり勉強しろ派”が多いように思います。
しかし現実的に確保できる勉強時間やスタート地点は、それぞれ違いますからね。
ケイスケさんの状況に合わせた戦略が必要ですね。
今回は2種類の活用法をご紹介するので、ぜひ読んでみて下さいね。
どっちの計画が良いかは、ご自身のスタート地点や確保可能な勉強時間を加味して考えていきましょう。
Contents
電験3種の科目合格制度の活用法は2種類
電験3種の科目合格制度の活用法を考える際に重要なことは2つです。
- 効率の良い順番で勉強できる
- 確保できる勉強時間に合わせる
効率の良い科目勉強順は別の記事で詳しく解説いますが、下のような順番が最も効率的です。
(数学→)理論→電力→法規→機械
この順番を崩さないことが重要です。
また、あなたの確保できる勉強時間次第で1年目にどこまで狙うかを決めます。
そこで2種類の計画をご提案します。
- 1年目:理論・電力・法規 2年目:機械
- 1年目:理論・電力 2年目:法規・機械
1年目に十分な勉強時間を確保できる人は①の戦略がオススメです。
2年目に最難関科目である機械に集中できるからです。
もしも1年目の勉強開始が遅かったため勉強時間が確保しにくい場合は
②の計画を採用して下さい。
科目合格制度を活用の効果を最大限に高めるためにも良い教材を使用することは重要です。
DENZAPのオススメ教材はSATの電験3種パーフェクト講座です。
気になる方はレビュー記事を読んでみて下さいね。
4科目一発合格は狭き門?
さて今回は科目合格制度を用いた戦略的な計画の立て方をお伝えしていくわけですが、
あなたは電験3種の合格率をご存知ですか?
まず、このグラフをご覧ください!

少しショッキングなグラフかもしれませんが、現在の試験制度に移行した平成7年度から昨年の平成29年度までの23回の試験の合格率のデータです。
グラフにも書いた通り、最近5年間の平均合格率は8.3%です。
つまり全受験者のうち、約8%の方しか資格を取得できていないのです。
しかも、この8.3%には既に科目合格をしていた人も含まれています。
例えば、前年までに3科目合格していて、この年に1科目だけ合格した人も含まれるということです。
ということは4科目に単年で一発で合格する人は8%よりも少ないということです。
公開されている情報から正確に計算することはできませんが、
一説によると4科目を単年で一発合格する確率は1〜2%程度との説もあります。
つまり、4科目に単年で合格する確率はものすごく低いということです。
ですので、4科目単年合格を狙うのは心意気としては良いですが、現実的な戦略を立てることが重要です。
60%の人は1科目も合格出来ない!
さらにショッキングな統計をもう一つお伝えします。
他の記事でも紹介していますが、
毎年全受験者の約60%は1科目も合格出来ていません
論より証拠、このグラフを見てください。

確かに1科目も合格出来ていない受験生の割合は最近は60%程度で落ち着いていますね。
それだけ電験3種に合格することは、科目合格も含めて難しいということです。
二兎追う者は一兎も得ずと言いますから、むやみに勉強する科目に手を広げすぎずに
計画的に科目を絞って勉強していきましょう。
但し電験3種は絶対評価の試験なので、過去の合格率はそれほど気にしないで大丈夫ですよ。
ここまで紹介した内容は事実ですが、あなたの合格を左右するものではありません。

具体的なオススメの科目合格戦略のご紹介
今回は2種類の科目合格パターンをご紹介します。
両方に共通することは2年目までに4科目合格を狙うということです。
チャンスは3年間なので1年間の保険を残した計画になっています。
計画通りに進まなかった時に最後の1年を有効に活用してください。
また両方の計画では勉強する科目順は同じになるようにしています。
ちなみにDENZAPメソッドの科目学習順はこれです。
(数学→)理論→電力→法規→機械
科目の学習順が共通しているので、勉強する順番や勉強の始め方は同じで良いということです。
どちらのパターンを選択するかは、目安としては試験の2ヶ月前(7月上旬)に決定すれば良いと思います。
1年目に3科目合格を狙うパターン
最初にご紹介するのは1年目に3科目合格を狙うパターンです。
これが一番理想的なパターンだと思っています。

まず1年目は理論・電力・法規に絞りましょう。
理論が一番ハードルが高いかもしれませんが、一度乗り越えれば他の科目の基礎が身につきます。
そして2年目は電験3種の最難関科目である機械に集中しましょう。
1年間かければ機械の9分野をマスターすることも難しくありません。
ちなみに機械の特徴と対策は他の記事でご紹介しているので、ぜひ読んでみてください。

もしも1年目に計画通り3科目に合格出来ず2科目しか合格出来かった場合は
2年目で残り2科目に合格するように学習してください。
1年目に2科目合格を狙うパターン
次にご紹介するのは1年目と2年目で2科目ずつ合格するパターンです。
図で表すと下のようなパターンです。

1年目は理論と電力の合格を目指して学習しましょう。
そして2年目には法規と機械を勉強しましょう。
2年目の学習順は、どちらを先に学習しても良いと思います。
合格しやすい法規を先に勉強しても良し、難しい機械を先に学習しても良いと思います。
魔の無限ループは絶対に避けよう
電験3種の科目合格制度は非常に良い制度です。
しかし合格留保期限があるため、3年以内に4科目合格しなければなりません。
もし1年目に法規に合格したとして3年以内に4科目合格できなかったら
4年目は再度法規を受験しなければなりません。
丸2年以上間隔が空くため、おそらく記憶も曖昧になってしまいかなり初歩的な学習から始めないといけないと思います。
このように3年以内に合格出来ずに、どんどん科目が復活していく状態をDENZAPでは
と呼んでいます。
このループに迷い込まないためにも戦略的な計画をたてて学習して行きましょう。
まとめ
今回は電験3種の難易度も含めて、具体的な科目合格制度の活用方法をご説明しました。
あなたも「魔の無限ループ」にハマらないようにDENZAPメソッドを活用してみてくださいね。
- 電験3種の難易度は高い
・・・合格率8%、単年一発合格は1〜2% - 1科目だけ合格することも難しい
・・・70%の受験者は1科目も合格出来ていない - 科目合格活用パターン1
・・・1年目:理論・電力・法規、2年目:機械 - 科目合格活用パターン2
・・・1年目:理論・電力、2年目:法規・機械 - 3年経つと科目が復活する
・・・魔の無限ループに迷い込むな
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