法律覚えれば点数取れるんですから。
実は、法規の41.2%は計算問題なんですよ!
計算問題の攻略なくして法規の合格はあり得ないんです。
法規なのに計算ですか?
Contents
法規は逆から学べ
法規という名前から、ケイスケさんのように法律を覚えるだけと思っている方も多いんじゃないでしょうか。
実は法規の問題のうち41.2%は計算問題なんです。
各科目の分野別の出題率は、この記事で説明しているので読んで見てくださいね。

法規の計算問題は出題率が高いだけではなく、問題の種類も少ないのも特徴です。
問題のパターンも少なく、20種類程度しかありません。
- 出題率が高い
- 問題のパターンが少ない
この2つの理由からもわかるように、まずは計算問題から攻略することをお勧めしまします。
計算問題を攻略できれば、確実に得点できる土台が完成します。
このしっかりとした土台があって初めて、電気関係法令も落ち着いて学習できます。
電気関係法令の全体像を知っておこう
あなたは法規でどの法令から出題されるかを、きちんと把握していますか?
むやみに暗記に頼る前に最初に全体像を知っておきましょう。
出題される法令はこの7種類です。
- 電気設備に関する技術基準を定める省令
- 電気事業法
- 電気関係報告規則
- 発電用風力設備に関する技術基準を定める省令
- 電気用品安全法
- 電気工事士法
- 電気工事業の業務の適正化に関する法律
出題されるのは7種類ですが、それぞれに解釈・施行令・施行規則が付属されます。
例えば、「電気設備に関する技術基準を定める省令」には
「電気設備の技術基準の解釈」が付属されます。
「電気設備に関する技術基準を定める省令」は大まかな方針しか書いてないため
この技術基準の解釈が具体例を教えてくれます。
また、それぞれの法律には施行令と施行規則が付属されます。
施行令と施行規則は法律に書ききれなかった詳細が書かれています。
「電気設備に関する技術基準を定める省令」は後回し
電気設備に関する技術基準を定める省令(電気設備技術基準)に関する出題は決して少なくありません。
しかし、この分野は後回しにすることをお勧めします。
- 範囲が広い
- 出題率が分散している
- 細かい数値まで暗記する必要がある
この3点が後回しをお勧めする理由ですね。
範囲が広い
電気設備技術基準及びその解釈は全部で300条近い条文で構成されています。
これは他の法令に比べて圧倒的に多いです。
このためひたすら条文を暗記しようとしても絶対に諦めてしまいます。
もちろん過去問演習を主体に学習しても、毎回違う問題が出題されるため勉強しても中々点数に結びつきません。
出題率が分散している
電気設備技術基準及びその解釈は出題率に偏りが少なく、効率的に学習しにくいです。
それでも頻出の条文はありますから、このサイトでは「どの条文が比較的出題率が高いか」をお伝えしていきます。
つまり最初から”電気設備技術基準及びその解釈”から勉強を始めても、なかなか習得できず次の科目に進めないというジレンマに陥ってしまいます。
やはり、この分野は後回しにするのが得策ですね。
細かい数値まで暗記する必要がある
他の法令は語句を覚えるだけですが、”電気設備技術基準及びその解釈”は条文で定めている「数値」を暗記する必要があります。
例えば、
「低圧架空電線又は高圧架空電線が、建造物と接近状態に施設される場合、その電線がケーブルの場合は上部造営材から【①】mの離隔距離を取ること。」
さて、あなたは【①】に入る数値がわかりますか?
正解は0.4ですね。
このように、細かい数値まで暗記する必要があります。
数値は語句よりも暗記が難しいため、点数が伸びにくいんです。
電気設備技術基準解釈第71条「低高圧架空電線と建造物との接近」に関する出題です
この分野に力を入れがちですよね。
この辺りが市販の参考書を使うときの注意点ですね。
ちなみに教材の選び方は別の記事で詳しく紹介しています。
参考にしてみてください。

電気事業法出題率TOP3を紹介!これだけは覚えよう
計算の次に学習するべきは、電気関係法令のうち電気事業法です。
ここでは電気事業の中でも頻出の条文TOP3をご紹介します。
第1位:電気工作物の定義・種別
出題率第1位は電気工作物の定義・種別です。
電気事業法38条・同施行規則48条に該当する部分です。
この条文からは、こんな内容の出題が多いですね。
一般用電気工作物・自家用電気工作物・事業電気工作物の違いを説明できますか?
一般用電気工作物である小出力発電設備の条件を説明できますか?
第2位:保安規定
出題率第2位は保安規定に関する内容です。
電気事業法42条・同施行規則50条に該当する部分です。
保安規定を定めることが電気主任技術者の重要な業務の一つなので、出題率が高いのも納得ですよね。
この条文からは、条文の穴抜けの空欄補充問題が圧倒的に多いです。
条文を丸暗記するくらいのつもりで知識を増やしていきましょう。
第3位:技術基準への適合
出題率3位は技術基準への適合です。
電気事業法39・40条に該当する内容です。
この内容も保安規定と同じように、条文の穴抜けの空欄補充問題が圧倒的に多いですね。
繰り返し学習して知識を定着させていきましょう。
まとめ
以上で法規の特徴と対策をご紹介してきましたが、いかがでしたか?
もしもあなたが計算問題を後回しにしてしまっていたら、黄色信号です。
一刻も早く計算問題をマスターしちゃってください。
- 法規は逆から学べ
・・・”法令→計算”ではなく”計算→法令”の順で勉強すべし! - 電技及び解釈は後回し
・・・範囲が広く・出題率が偏らないから後回しにすべし! - 電事法の頻出TOP3をご紹介
・・・出題率が高い順に潰していくべし!
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