ぜひ教えてください。
「1ヶ月でラクラク合格テクニック」
とか
「暗記しなくても合格できる」
という類のものではありませんよ。
ここでお伝えするのは、あくまでも資格学習の王道を行くための秘訣です。
- 同じ問題を繰り返し勉強する
- 正しい順番で勉強する
- 科目合格制度を活用する
この3つを守って電験3種に合格しましょう。
合格の秘訣を守って勉強しよう!
ここまでの記事で電験3種の全体像や分野別の出題率が、だんだん分かってきたと思います。
あとはこの知識と良い教材を使って勉強していきましょう。
まだ正しい教材選びの記事を読んでない方は、まずはこの記事から読んでみてください。

いくら良い教材を選んでも、がむしゃらに勉強してもダメですよ。
今回紹介する合格の秘訣をちゃんと守って、効率よく勉強してください。
同じ問題を繰り返し勉強する
演習問題を解くときは必ず完璧に解けるまで解き直しましょう。
演習問題を解く時に一番悪いのは、こんな勉強の仕方です。
- 問題に間違える or わからなかった
- わからない問題を悩み続ける
- 解答を読んで、わかったつもりになる
- 復習せずに次の問題にどんどん進む
それでは、この勉強法の良くない部分を一緒に確認していきましょう。
わからない問題に悩み続けるな!
勉強していていると、わからない問題に出会いますよね。
それは計算問題かもしれませんし、空欄補充問題や正誤問題のような知識を問われる問題かもしれません。
解いてみて、わからない問題や計算の糸口がわからない問題はすぐに諦めて解答を見てしまいましょう。
空欄補充問題や正誤問題の場合は知らないと解けない問題です。
悩む時間があれば、解答を見て知識を増やしましょう。
計算問題も同じです。計算問題は暗記ではなく思考力と思われているかもしれませんが、
計算問題も公式を用いたパターンの組み合わせでしかありません。
ごく稀に思考力を問う問題が出ますが、そんな問題は解けなくても合格しますし、
どうせ他の受験生も解けません。
無駄に悩む時間を削って、知識や解法を暗記していきましょう。
解答を読んでわかった気になるな!
わからない問題に出会ったら、悩まずに解答を読みます。
解答を読んだときに、あなたはこう思います。
「なるほどー。そういうことかー。」
そして、理解した気になって次に問題に進みがちです。
しかしこれではいつまで経っても知識は定着しません。
なぜならこれでは知識のインプットしかしていないからです。
重要なことはインプットとアウトプットのバランスです。
インプットした知識はすぐにアウトプットの練習をしましょう。
計算問題や正誤問題なら、もう一度問題を解きます。
空欄補充問題なら、もう一度問題文を読みながら空欄を埋めていきます。このときにノートに書いてもいいですし、音読だけでも効果的です。
音読の効果はこの記事でも紹介しています。読んで見てください。

絶対に復習をしろ!
間違ったり、わからなかった問題は必ず復習してください。
人間は忘れる動物です。
もし全てのことを暗記して忘れられなかったら、嫌な思い出も一生忘れられませんからね。
忘れて当然だからこそ、復習をちゃんとしましょう。
これは初めて知りました。
さてここまでは悪い勉強法でしたが、逆に良い勉強法はこんな方法です。
- 問題を間違える or わからなかった
- 間違えたり、わからなかった問題にマークをつける
- 解答を読んでから、もう一度問題を解く
- 正しい間隔を空けてから復習する
- 復習して解けた問題はマークを消す
正しい復習の間隔はどのくらい?
良い勉強例で、正しい間隔を空けましょうと説明しましたが、この正しい間隔でどのくらいなんでしょうか?
実は、どのくらいの間隔で勉強すれば記憶に定着しやすいかは科学的にわかっているんです。
その鍵はエビングハウスの忘却曲線と言われるものです。

このエビングハウスの忘却曲線からわかることは
- 復習しなければ2ヶ月で80%は忘れる
- 復習のタイミングは2日後、1週間後、1ヶ月後が最適
の2点ですね。
つまり問題を解いたら、2日後に1回目の復習、1週間後に2回目の復習、1ヶ月後に3回目の復習をすれば頭に定着して忘れにくいということです。
正しい科目順で勉強する
電験3種の科目はそれぞれが独立した内容ではなく、互いに関係があります。
例えば、機械の変電機器の分野でも電力の変電の分野でも共通して変圧器を取り上げます。
出題の内容は違いますが、同じ変圧器を扱っています。
機械では変圧器の構造や損失に関する出題が、電力では実際に使用したときの短絡電流の計算や潮流の計算が出題されます。
これまでの記事でも何回も何回も繰り返していますが、理論は全ての科目の基礎です。
理論をマスターせずに電験3種に合格はできません。
また電力と法規の関係性も大きいですね。
法規の電気設備技術基準及びその解釈で取り扱われるのは、電力で扱う機器や電源系統に関するものです。
また、電力の計算問題と法規の計算問題で共通するものも多いです。
このような関係性から、私のオススメの科目の学習順はこうなってます。
(数学→)理論→電力→法規→機械
科目順の考え方はこんな感じですね。
- 理論で全ての基礎を固める
- 電力で理論の知識を実務的な知識にレベルアップ
- 法規でさらに実務的知識を身につける
- 機械は最難関なので最後にじっくりと
この科目順で勉強すれば、無駄なくスムーズに学習できますよ。

狙う科目を絞って勉強する
電験3種には科目合格制度という便利な制度があります。
一番の理想は4科目を単年で一発合格することですが、これはなかなか難しいです。
特に電気工学の初心者や文系の方には尚更です。
そこで科目合格制度を使った計画的学習をオススメします。
例えば、今年は2科目合格して、来年も2科目合格して合格するというような方法ですね。
もちろん、一発合格を狙える人は狙ってくださいね。
確かに、ネット上では科目合格狙いの質問をすると
「最初からそんな弱気ではいつまで経っても合格できない。4科目勉強すべき」とか
「互いに補完関係があるから、科目を絞ると非効率的」
という指摘が多いです。
前者の意見は論外ですが、後者の意見は納得できる点もあります。
しかしながら、実際には勉強できる時間や試験までの日数などを現実的に考えて判断していくことが重要です。
そこで今回は私のオススメの科目合格パターンをご説明します。
オススメの科目合格パターン
1年目は機械以外の3科目の合格を目指しましょう。
1年目は理論の習得と電力・法規の合格のみに焦点を絞って勉強して行きましょう。
こうすることで2年目は最難関科目の機械に集中できます。
もしも1年目に2科目しか合格出来なくても、2年目も2科目の勉強だけで大丈夫です。
表で書くとこんな感じですね。

まとめ
今回は実際に勉強するときの秘訣をお伝えしてきました。
あなたの勉強の仕方が秘訣を守れてなかったら、すぐに勉強法を変えていきましょう。
- わからない問題に悩み続けるな
・・・すぐに解答を見て解法と知識を暗記すべし - 正しい間隔で復習をしろ
・・・2日後・1週間後・1ヶ月後に復習すべし - 科目順を間違えるな
・・・理論→電力→法規→機械 - 科目合格制度を上手に使え
・・・初年度は機械以外の3科目に集中すべし
あなたの勉強の参考になりましたか?
もう1度最初のSTEPから読んでみたいという方は下のボタンから最初のSTEPに戻って読んでみてください。
最後に一番重要なのは教材選びです。DENZAPオススメの教材をレビューした記事も読んでみてくださいね。
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