電験3種合格にコミットするサイト「DENZAP」を主催しているデンスケと申します。
このサイトでは皆さんに電験3種の正しい勉強法をお伝えしていこうと思います。
突然ですが、みなさんは電験3種合格に向けてどんな勉強法を実践していますか?
結局どの参考書を買えば良いかわからずに、未だに勉強を始められていません。
でも実は、みなさんの勉強法では電験3種合格からは遠ざかってしまうんです!
あなたの電験3種の勉強法は間違っていませんか?
DENZAP入会者の方々の勉強法を読んでみて、あなたはどう思いましたか?
実際にネット上でも
「参考書をひたすら読む勉強法」や
「書くと覚えるノートテイキング勉強法」
は根強い支持があります。
「俺も分厚い参考書を根性で読むだけの勉強法だなー」
「僕も結局良い参考書に出会えていないなあ」 と思った方は要注意ですよ。
このサイトを参考にして効率的な勉強法を学習して実践してみてくださいね。
結局、どうやって勉強したら良いの?
電験3種に合格するための勉強方法のポイントは5つあります。
- 正しい順番で勉強する
- 演習中心の勉強をする
- 頻出分野に絞って勉強する
- 良い教材を購入して勉強する
- 同じ分野を繰り返して勉強する
この5つのポイントを守って勉強していただければ、きっと電験3種への合格に着実に近づくことができます。
それではそれぞれのポイントについて詳しくみていきましょう。
正しい順番で勉強する
電験3種は4つの科目があります。
- 理論
- 電力
- 機械
- 法規
この4科目を勉強する順番が非常に重要です。
4科目同時ではなく、順番に勉強していくようにしましょう。
順番に学習する理由は、それぞれの科目が独立した科目ではなく相互に関係があるからです。
科目同士の相互関係とは何でしょうか?
いまいちピンとこない方もいるかと思いますので、理論と電力を例にとって考えてみましょう。
電力では送電線の送電電力・送電損失を計算する問題が頻繁に出題されます。
この問題は交流回路の計算を用いて計算します。
もしも、あなたが理論の交流回路を理解せずに、電力を勉強すると
送電線の送電電力・送電損失を求める問題はとても難しく感じるでしょう。
しかし、先に理論の交流回路をきっちり理解してから電力の勉強をすると簡単に解くことができます。
逆に、理論を勉強するために必要な電力の内容はほとんどありません。
つまり電力よりも理論を先に勉強した方が効率が良いというわけです。
このような相互関係が各科目の間に存在します。
この相互関係を考慮した上で科目順を決めなければいけません。
具体的に4科目を勉強する順番は以下の順番がオススメです。
(数学→)理論→電力→法規→機械
数学は電験3種の科目にはありませんが、全ての科目の基礎となりますので一番はじめに勉強しましょう。
- 三角比
- 三角関数
- ベクトル
- 複素数

演習中心の勉強をする
あなたが電験3種に合格するためには問題を解いて正解を回答しなければなりません。
そのためにはとにかく問題を解く回数を増やしましょう。
つまりアウトプットの回数を増やすということですね。
参考書を読むだけの勉強法やノートに書き写す勉強法の大きな欠点はここにあります。
いくらインプットを増やしても、アウトプットできなければ1点にもなりません。
演習が大事なことは理解いただけたと思います。
ところが、電験3種の参考書はとても沢山あリますが問題集はあまり見かけません。
ですから教材は演習問題が豊富に載っている物を選びましょう。
ちなみに市販の参考書に関しては下の記事でランキングをご紹介しています。

頻出分野に絞って勉強する
電験3種の頻出分野と言われてもピンとこない方も多いと思います。
例えば「理論」の問題で下の二つの問題ならどちらが出題率が多いと思いますか?
- 単相交流回路のベクトル計算
- 磁性体のヒステリシスループ
当然①の単相交流のベクトル計算ですよね!
ちなみに単相交流のベクトル計算は平成7年度から平成29年度までの23年間の過去問のなかで41問出題されています。
平成7年から電気主任技術者試験は現在の試験制度が開始しています。
23年間の理論の総問題数は374問なので出題率は10.9%ですね。
反対に、磁性体のヒステリシスループに関する問題は23年間でたった1問しか出ていません。
つまり出題率はたったの0.3%です。
あなたは、「出題率10.9%の問題」と「出題率0.3%の問題」のどちらを学習しますか?
当然、「出題率10.9%の問題」ですよね。
このように出題率の高い分野や問題に集中して学習していくことで、効率良く合格に近づくことが出来ます。
でもご安心ください!
私は平成7年度から平成29年度までの23年間の過去問を全て解いて出題傾向を計算しました。
当サイト「DENZAP」では出題傾向を余すことなくお伝えしいきますので、是非参考にしてください。




良い教材を購入して勉強する
あなたは良い教材(参考書や問題集)を使って勉強できていますか?
ネット上の評価を参考にしても賛否両論でなかなか選ぶのが難しいですよね。
そこで、これまで数多くの電験3種教材を購入してきた私デンスケが考える良い教材のポイントをお伝えします。
良い教材とは下の4つの条件を満たしている教材です。
- 演習問題が豊富に載っている
- 簡単な絵や図が載っている
- 専門用語の解説が豊富に載っている
- 網羅的ではなく、正しい選択と集中が出来ている
この4つが満たされた教材を選ばないと、なかなか理解が進まずに
途中で挫折したり、苦労した割に点数に結びつかない
なんてことになってしまいます。
それでは4つのポイントを詳しく解説していきましょう。
演習問題が豊富に載っている
これは先ほど説明した通りですね。
アウトプットの練習を増やすためにも演習問題は多ければ多いほど良いです。
簡単な絵や図が載っている
電験3種は実際に使用されている発電機の構造や変圧器の構造、法令で定められる電気設備の設計基準などが問題として出題されます。
機器の構造や設計基準などはわかりやすい図があると、イメージと結びつけやすく非常に簡単に理解できます。
市販の参考書に多いのは詳しすぎる図が載っていたり、重要な図が載っていないものがあったりします。
参考書を選ぶ際には図や絵の充実具合に注目してみてくださいね。
専門用語の解説が豊富に載っている
電験3種では多くの専門用語が出てきます。
このような専門用語は その分野の専門家にとっては常識だけど、一般の人にとっては馴染みのない言葉です。
教材に出てくる用語の意味がわからないと、なかなか勉強が前へ進みません。
いちいち専門用語をネットで検索していたら、時間がいくらあっても足りませんからね。
ここで私の実体験をお話ししましょう。
電力科目では原子力発電に関する問題が毎年1問程度出題されます。
特に、出題率が高いのが軽水炉に関する問題で、原子力発電に関する問題のほぼ半分を占めています。
原子力発電に関する問題の内、軽水炉に関する問題の出題率は55.6%
軽水炉の勉強をしているときにこんな疑問を抱きました。
「軽水炉の軽水って何?何か特別な水?」
こんな疑問を持ちながらも、当時の私はとにかく丸暗記をしていました。
でも結局、頭に定着せずに何回も教材を見ては覚え直すの繰り返しでした。
ところが、ある日見つけたわかりやすい教材には
軽水とは「ただの水」のこと。 軽水炉は冷却材と減速材に軽水を使用している原子炉を指す
と書かれていて、
「なるほどー」と思った経験があります。まさに雷が落ちたような衝撃でしたね。
その後は軽水炉の特徴が頭に定着して、自分の得意分野にすることができました。
このように専門用語を正しく理解すると暗記も簡単になります。
逆に、専門用語の理解をせずにただの丸暗記に頼るとど忘れしたり、途中で勉強を投げ出してしまう原因になってしまいます。
教材を選ぶ際には是非”専門用語の解説が豊富に載っている”教材を購入してくださいね。
網羅的ではなく、正しい選択と集中が出来ている
特に市販の参考書に多いのが、”網羅的で、選択と集中が出来ていない”参考書です。
網羅的とは、「電験3種に出題されそうな内容を隅から隅まで全て掲載している」という意味です。
網羅的な問題集で勉強してしまうと、出題率の高い分野も低い分野も同じように時間をかけて勉強してしまうから非効率的なんです。
専門用語のポイントでも使った「原子力発電」を例に説明してみましょう。
原子炉は4つの種類があります。
- 軽水炉
- 重水炉
- 黒鉛化炉
- 高速炉
軽水炉は減速材と冷却材に軽水を、重水炉は減速材に重水を、黒鉛化炉は減速材に黒鉛を、高速炉は減速材を使用しません。 ちなみに、世界初の原子炉は「シカゴ・パイル1号」と言って黒鉛化炉が採用されました。また、原発事故を起こしたチェルノブイリ原子力発電所も黒鉛化炉です。・・・
この説明を読むと、
- 4種類の原子炉の種類を覚えないといけない
- 各原子力発電所にどの原子炉が採用されているかを覚えないといけない
- 「シカゴ・パイル1号」って何?これも覚えるの?
と思ってしまいますよね。
しかし、そんな必要はありません。「シカゴ・パイル1号」なんて言葉は過去1回も出題されたことはありません。
先ほどもお伝えした通り原子力発電の半分の問題は「軽水炉」に関する問題です。
原子炉は減速材に使用される物質で分類され、現在使用されている原子炉は主に4種類あります。
日本の原子力発電所は全て軽水炉を使用しています。
軽水炉は減速材と冷却材に軽水を使用している原子炉であり、下の2種類があります。
- 加圧水型軽水炉
- 沸騰水型軽水炉
このように「軽水炉」に”選択と集中をした”教材の方が効率良く学習ができます。
では、なぜ市販の参考書は網羅的なのでしょうか?
これは私の独自の考え方ですが、保険をかけてリスクを小さくするためだと思います。
もし自分の買った参考書に載ってない分野の問題が出題されて不合格になると、
「この参考書はダメだなー。この参考書のせいで不合格になった!」と思いますよね。
下手するとクレームになるかもしれません。
でも、参考書に載ってさえいれば
「きちんと全てのページを学習しなかった自分が悪いのかな。」と思いますよね。
つまり、出版社にとっては網羅的な参考書を作る方がリスクが少ないんです。
しかしあなたにとって、重要なことは電験3種に合格することなので迷わずに”網羅的ではなく、正しい選択と集中が出来ている”教材を選びましょう。
同じ分野を繰り返して勉強する。
人間の脳は接触頻度が少ない事柄は忘れるようにできています。
例えば、あなたは自分の住所を覚えていますか?
当然、覚えていると思います。
でも、住所を暗記しようと思って頑張った記憶はありませんよね?
反対に、 電気設備技術基準の解釈28条「高圧計器用変成器の2次回路はD種接地工事を施すこと」を覚えている人は少ないですよね?
これは単純に頻度の問題です。 あなたも引っ越した当初は住所を覚えていなかったと思います。
でも数ヶ月経つと自分の住所は自然と書けるようなりましたよね。
このように覚えて定着させるためには接触頻度が重要ですので、繰り返し学習しましょう。
まとめ
電験3種に合格するための勉強法をお伝えしてきました。 あなたの勉強法は効率的な勉強でしたか?それとも合格が遠のく勉強法でしたか? この機会に一度勉強法を見直してみてはいかがでしょうか?
- 正しい順番で勉強する
(数学→)理論→電力→法規→機械の順番で勉強しよう!! - 演習中心の勉強をする
常にアウトプットを意識して勉強しよう!! - 頻出分野に絞って勉強する
頻出分野の情報はこのサイトで手に入れよう!! - 良い教材を購入して勉強する
図・用語説明・選択と集中をチェックしよう!! - 同じ分野を繰り返して勉強する
人間は忘れる動物、繰り返して覚えよう!!
詳しい内容はSTEP1〜STEP5の5つに分けて紹介しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
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